テレビの感想

 

さきほどテレビを見ていて思ったことを書きます。読者の皆様のなかには私の考えに反対の方もいるかと思いますので、その場合にはスルーしてください。マツコデラックスさんの月曜から夜更かしという番組の中で、ひねくれ者、あまのじゃくを見つけるというコーナーがありました。内容は以下のとおりです。

羽生さんが金メダルをかけてスケートの演技をしているとき、テレビにてこれを応援せずに、別のことをやっている人々に、「今、こんなことやっていていいんですか?」と問うというものでした。パチンコをしている人、ワカサギ釣りをしている人、タンチョウヅルの観察をしている人たちに、上記の問いかけをしていました。そして、その人たちをひねくれ者、あまのじゃく扱いするというものでした。羽入さんが演技をしているのを応援している人たちは確かに多いと思いますし、私も羽生さんは技術、人格ともに素晴らしい人だと思います。でも、中にはスケートに興味がなく、自分の価値観でやりたいことに熱中している人々がいてもいいと思うんです。なにか羽生さんが演技をしているときにテレビを見て応援しないのは非国民だと言わんばかりの番組のスタンスに、違和感を覚えました。そこには人の多様性を否定するような了見の狭さと自分とは価値観の違うものを排除するかのようなさもしさを感じ、とても不愉快になりました。

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